■驚かせても不快にはしない、楽しい嘘を
エイプリルフールはバカ騒ぎを楽しむお祭なので、嘘をつくにしても罪のない内容にするのがマナー。人を中傷したり、揶揄するような内容、社会的な騒動を巻き起こすような内容は控えて、思わず笑ってしまうようなウィットの効いた嘘を用意してほしいものです。
日本では不真面目な印象にとられるので嘘ニュースを流すことはありませんが、海外ではニュースでもエイプリルフールのジョークを放送するのは恒例になっており、各局趣向を凝らしたネタで期待に応えています。
イギリスでは嘘は午前中だけにして、午後のお茶の時間に嘘を笑いあって、おしゃべりの種にするそうです。なかなかスマートな作法だと思いませんか?こんな文化なら日本人も取り入れやすいのではないでしょうか。
面白ネタを見つけてみよう
おもしろネタが見つかるサイト
日本インターネット エイプリル・フール協会
エイプリルフールにバカなことができる勇気がある日本のウェブサイトが集まって設立された団体。
毎年3月下旬になると公式サイト上にトラックバック集積所を開設し、一般からのネタ投稿を受付。エイプリルフールにネタを提供することを表明したサイトの一覧も掲載しています。
アンサイクロペディア
インターネット百科事典「ウィキペディア」のパロディサイトで、ユーモアの存在を絶対条件とした記事が大量に作成・公開されています。ニヤリと笑えるものが多いですが、中にはシニカルな視点で書かれた毒のある記事もかなり含まれているので、ネタにするときはご注意を。
虚構新聞
日本のウェブサイトのひとつで、「実際にありそうで実は存在しないネタ」をニュースとして掲載しています。
キャッチーな時事ネタに嘘を混ぜ込んだ内容は、一瞬「えっ」と二度見してしまいそうなリアル感。ごくまれに嘘として公開したネタが後日現実のものになることがあるというのも納得です。